こんばんは寒い日が続きますね
BMW M3の修理をしました
チェックランプが点灯しておりましたのでBMW用の自己診断機を使っての故障診断から始めます
昨今の自動車は故障コードの規格が統一された事でODB診断機でも故障コードを読み取ることは
出来ますが、BMWの様な車輛はBMW専用の診断機が無ければなかなか細かい故障内容を把握する事が出来い事が多いですね
エンジンチェックの原因はブレーキエアポンプ不良によるDME信号エラーと言う事でした
まず診断メニューを用いてエアポンプユニット及び、配線、配管等の疑われる部位を診断していったのちにエアポンプユニットの疑いがあるとの事でポンプユニットを交換しました
ポンプユニットの位置は車種により様々ですが、当該車輛の場合はマスターバックからの負圧ホースの配管をたどっていったところ左フロントフェンダー内に収められておりました。
外したポンプはこのような電気式のポンプユニットです
ブレーキのマスターバック内の負圧を作り出し、ブレーキ踏力をアシストする為のユニットですが、このポンプが不良を起こすと、負圧不足からブレーキペダルが激重になってしまいます
モデルによってはエンジンがセーフモードに入るものもありますよ
当店では各欧州車専用のコンピュータ診断機を完備しております
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