師走に向けて忙しい作業の合間を縫って、今までずっとデータを取り続けているサーキット走行車輛のデータ解析を行っています
GPSデータロガ―のお陰で今まで周回タイムや、セクタータイムだけで比較して来たマシンの性能評価がより細かい区間区間での評価測定を行う事が出来ます
もちろんトップスピードの変化等も判るのですが、そのマシンのライン取りによるコーナーリング性能の評価、サスペンションセッティングの違いによるブレーキング特性の変化など車を速く走らせるのに必要な情報をはっきり見て取る事が出来るのです
サーキットにおいては一周の周回というのは結果でしかありません
その結果を出すのはコーナーからコーナーへの加速と減速の繰り返しであって昨今のモータースポーツ向けのタイヤは横方向のグリップ&トラクションよりも縦方向のグリップとトラクションにおいて性能向上を狙った設計になっている事は明らかです
0.1秒を削る為には何をすればよいのか?その答えは自己分析の細かい努力の積み重ねでしかありません
やみくもにチューニングを行ってもきっと良い方向には行かないのが私どもの経験ではっきりと断言できます
皆さんはどの様に分析を行っていますか?